冬になると、指先に縦線が入った爪が目立つようになりませんか?
縦線が入った爪は、痛みはありませんが、ネイルを楽しむときに邪魔になりますよね。
では、なぜ爪に縦線ができるのでしょうか。また、できてしまったらどうすればいいのでしょうか。
今回は、爪に縦線ができる原因や縦線を目立たなくする方法をご紹介します。
爪の縦線に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
爪に縦線ができる原因
爪に縦線ができる原因は、主に以下の3つです。
加齢
加齢は、爪の縦線を引き起こす最も一般的な原因です。
年齢とともに、お肌と同じように爪を作る細胞などが減っていきます。
その結果、爪は乾燥しやすくなり、薄くなったり硬くなったりもするのです。
また、血液循環や代謝も低下するため爪に必要な栄養素や水分が十分に届かなくなります。
これらの変化によって爪の表面に凹凸ができやすくなるんですね。
指先の乾燥
縦線が入る大きな原因の一つに指先の乾燥があります。
冬は寒さや乾燥で空気中の水分が少なくなりますよね。
乾燥すると爪の水分量も減り、柔らかさや弾力性が失われます。
その結果、爪は割れやすくなったり表面に凹凸ができたりするんです。
乾燥は、季節や気候だけでなく洗剤やアルコール消毒など日常的な刺激でも起こります。
栄養不足
栄養不足も爪の縦線を招く可能性があります。
栄養バランスが偏ってしまうと、肌トラブルだけでなく爪や爪周りにもトラブルが起こりやすくなります。
爪は主にタンパク質から作られており、健康的な爪や爪周りを保つためには亜鉛や鉄分などのミネラルやビタミンも必要なのだそうです。
これらの栄養素が不足すると、爪の成分や構造が乱れて縦線ができやすくなるんですね。
栄養不足は偏った食事やダイエットなどによって引き起こされるので、タンパク質やビタミンA、鉄分などの栄養素をたっぷり含んだ食べ物をバランスよく摂るようにすると良さそうですね。
爪の縦線を目立たなくする方法
では、爪に縦線が入ってしまったらどうすればいいのでしょうか?
縦線を消すことはできませんが、ケアすることで目立たなくすることはできますよ。
保湿ケア
爪に縦線ができてしまった時には保湿ケアが最も大切です。
縦線が入った爪はさらに乾燥しやすくなっていますので、毎日保湿することが大切になってくるんです。
ハンドクリームやネイルオイルを使うと爪に水分と油分を補給することができますね。
これらのアイテムは爪の根元から先端までまんべんなく塗るのがポイントです。
縦線が入っている指は1本1本特に丁寧に塗ると良いですね。
水仕事や入浴の後などは爪周りが乾燥しやすいので、忘れずに保湿するようにしましょう。
ハンドマッサージ
また、血行を良くするためにハンドマッサージを行うこともおすすめです。
血行が良くなると爪に必要な栄養素や水分が届きやすくなり、爪の健康を保ちやすくなりますよ。
ハンドマッサージを行うタイミングは寝る前がおすすめです。寝る前にハンドクリームを塗るのと同時にハンドマッサージを行っていきます。
ハンドクリームを手に取ったら手と指にまんべんなく馴染ませていきましょう。
その後、指1本1本を揉みほぐしていきます。力を入れる必要はなく、気持ちよいと感じる力加減で丁寧にマッサージしてください。
爪を整える
すぐに見た目を改善したい場合は、ネイルアイテムでカバーする方法もありますよ。
縦線が入った爪は表面がザラザラしています。
そのままにしておくとネイルのノリが悪くなったり、爪が割れやすくなったりするんです。
ですが、爪を整えることでそれらを改善できるので気になる時は試してみてくださいね。
爪を整えるときは爪やすりやバッファーを使います。これらの道具を使うと爪の表面を滑らかにすることができます。
爪やすりやバッファーを使うときは力を入れずに優しく動かすのがポイントです。
力を入れると爪にダメージを与えてしまいますし、削り過ぎると爪が薄くなってしまうので注意が必要です。
爪の表面が滑らかになると、ネイルもキレイに仕上がりますよ。
まとめ
今回は、爪に縦線ができる原因や縦線を目立たなくする方法をご紹介しました。
爪の縦線は加齢だけではなく、さまざまな要因で現れます。
どうしても縦線が入ってしまうという方もいるかもしれませんが、気になる場合は保湿ケアやネイルアイテムで対処することができます。
爪の縦線に困っている方はぜひ参考にされてみてくださいね。